実は最近、身内がなくなり、葬儀とお通夜を執り行いました。
身内がなくなって、バタバタも落ち着いてきたので、
ぼくの備忘録としていろいろと書き残していきたいと思います。
お通夜の際のろうそくと線香を絶やさないよう夜通し見張る風習
なぜろうそくの火を絶やしてはいけないのか。
ウィキペディアで調べてみると下記のように記載がありました。
通夜は古代の殯(もがり)に発している。葬儀の前夜祭の形態をとる。誰かが寝ずの番をして(交代でもよい)、夜明けまで灯明や線香の火を絶やさないようにしなければならない(魔除けの意味がある)。近年では消防署などにより、式場では夜間の火は焚かないよう指導が入ることもあり、都市部の式場では夜通しではなく、半通夜と呼ばれる形態で夜は遺族が帰ってしまう場合もある。
仏教の教えで、火はあの世とこの世を結ぶものと考えられています。
そのため、故人があの世までの道のりを迷わないように
ろうそくの火と線香の香りを絶やさないようにする必要があるそうです。
ちなみに、夜通しろうそくと線香を見張っておく風習から
「通夜」という言葉ができたと言われています。
また、昔はご遺体の保存技術も乏しかったために、
線香の香りでご遺体から出る臭いを消していたともいわれています。
蝋燭と線香の交換:目安時間
11.5㎝の蝋燭だと2時間45分で変え時でした。
じゃあ、夜通し見張っていよう!といったって、
せめてどれくらいで消えてしまうのか知りたいですよね。
なので、今回、ろうそくが消えるまで
どのくらいの時間がかかったのか計測してみました。
僕が使ったのは11.5㎝の一般的な神仏用のろうそく。
この長さだと、長さが1㎝以下に減って交換するまでに
約2時間45分かかりました。
13.5センチの線香は約40分で交換
線香は思ったより消費が早く約40分で交換となりました。
ろうそくの火よりも線香のほうに注意が必要ですね。
お通夜は故人をしのぶ良い時間
ぼくの場合は祖母が亡くなり、
父親と交代でお通夜の番をしました。
お通夜の晩をしながら、祖母の遺影に使う写真を探していると
ぼくが見たことのない祖母の姿がたくさんアルバムにはありました。
祖母がオシャレだったこと。
祖母が旅行好きだったこと。
祖父がキザだったこと。
など、孫には見せない祖母の姿がそこにはありました。
そんな姿を見ながら、父親との共通点を見つけたり、
自分との共通点を見つけたりすることは
心が祖母とつながっているような心地の良い時間です。
寝ずの番と意気込んで臨みましたが
バタバタと過ぎてしまうお通夜から葬儀までの間で
唯一、静かに故人と向き合うことのできる大切な時間、
たくさん感謝を伝えておきましょう。
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